イベントレポート 親子de薬膳フレンチ講座 2015年8月21日開催 レストラン ペタル ドゥ サクラ

3月13日(日)緑園都市駅すぐそばの酒と板そば「ともしび」にて、「ともしび×泉橋酒造 お酒を楽しむ会」がありました。

今回はその様子をリポートします。

第1部「蔵人のお話」 

イベントは3部制で、第一部は「蔵人のお話」。

相鉄本線の終点、海老名にある泉橋酒造の副杜氏、寺田昌登さんを招いて、「米作りから始まる酒造り」と題してお話がありました。

寺田さんは15年前に泉橋酒造に入社。入社したきっかけは、地元神奈川でお米作りから取り組んでいる泉橋酒造に興味を持ったからだそうです。

【寺田さんのお話】

泉橋酒造は今年で160周年。現在の社長は6代目になります。酒蔵でお米から作っているところは珍しく、農業から醸造まで責任をもって行う、「栽培醸造蔵」として海老名市などで酒米作りに自ら取り組み、こだわりの純米酒のみを醸造しています。

酒米の栽培面積は東京ドーム8.5個分。古くより海老名耕地とよばれている県内随一の穀倉地帯であったこの土地に着目し、20年前から海老名市およびその近隣で山田錦をはじめとした酒米5品種を栽培しています。

毎年10月ごろに5品種を順々に収穫します。その量は950石。1合の10倍が1升、1升の10倍が1斗、さらにその10倍が1石となります。1升に換算すると9万5千升となります。

収穫の後、発酵させお酒を造り、5月の連休前には酒造りを終え、また田植えをする、1年はそんなサイクルで進めています。

第2部「利き酒」

【寺田さんのお話】

今日は泉橋酒造さんの純米酒5種類が用意されました。

自由に利き酒していただいても結構ですが、私からコツを教えますと、まずはひととおり、舌の上でなめる程度にふれてみて、2回目からは少しずつ飲んで味を利くのがいいかと思います。

水でリセットするやり方ももちろんありますが、舌の粘膜がぼやけてしまうので、2回目までは飲まないことをお勧めします。3回目以降は酔いが始まりますので、それはそれで適確な判断が出来ないので、仕込み水で醒ましてください(笑)

【1】「大雪にごり」

シュワシュワしていてのどごしがいいので、乾杯の際にグラスで用意します。

【2】「雫ラベル しぼりたて」

文字通り火入れせず、しぼったものをそのままビンに詰めているので、度数が高く、酵母や酵素もわずかに生きています。

「精米歩合」という言葉がありますが、こちらは玄米を削った割合のことで、削ることによって米の外側のタンパク質や脂肪が取り除かれ、比較的キレイな味わいになります。

残る割合を表示しますが、60%以下だと「吟醸」、50%以下だと「大吟醸」と表示することが出来ます。

【3】「恵 青ラベル」

精米歩合58%ですので、純米吟醸となります。ひらべったく削ったほうがお米の中心が残るので、扁平精米という手法を使っています。

【4】「いづみ橋 48」

同じく48%ですので、純米大吟醸となります。削った後の外の「ぬか」は捨てずに、田んぼにまいて肥料にしたり、米粉にして、学校給食のパンになったりしています。

【5】「桃色黒蜻蛉(とんぼ)」

生酛(きもと)作りのお酒。生酛作りとは、昔ながらのお米を摺りつぶしてお酒を作る方法です。神力という明治時代からある酒米の品種を使っています。

お酒のラベル(ピンクのベースに蜻蛉)ですが、田んぼの稲は、昔の品種は次の子孫を残すために毛を生やしています。神力というお米はこの毛がピンクです。トンボは田んぼで生まれ育つ「田んぼの生き物」。米の栽培時の農薬の使用量を減らすことで、赤とんぼの数も増えていきます。

安心できる原料米を使用しての醸造、そして、秋の空にたくさんの赤とんぼが飛び交う、そんなまちを作りたいと、泉橋酒造では赤とんぼをシンボルマークにしています。ちなみに、真っ赤に色づくのは、雄だけのようですよ。

第3部「お料理とお酒」

泉橋酒造さんの純米酒に合うおつまみが用意されました。写真にあるおにぎりは、泉橋酒造さんの田んぼで食用として栽培されたコシヒカリを使っています。

今日紹介された泉橋酒造さんのお酒は、カウンターで寺田さんとの会話を楽しみながら自由に注文できる方式。存分に楽しむことができました。

 
 

最後はともしび自慢の締めのそばでイベントを終えました。

第1部「蔵人のお話」 

【イベントに参加した佐々木さんの話】

このようなイベントには初めて参加しましたが、神奈川で酒米を作っているのは知りませんでした。

自然豊かな土地から生まれた色々なお酒を飲み比べすることができて、とても楽しかったです。


店舗情報


酒と板そば「ともしび」「緑園都市駅」

住所 横浜市泉区緑園2-42(相鉄いずみ野線 緑園都市駅徒歩1分)
※横浜駅から快速利用で18分
電話番号 045-392-5880
営業時間 [平 日]11:30~14:30 17:00~22:30
[土日祝]11:30~15:30 17:00~21:30
定休日 月曜日(祝日の場合は火曜日)


相鉄沿線でみつけた こだわりの名店


今回のお店 酒と板そば「ともしび」をご紹介しています。
※ヒトサラのサイトへ飛びます。